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東洋食品研究所 > 研究報告書 > 第3号(1954)

反射光による缶の真空度推定法

(著者:志賀岩雄・木村圭一)

缶詰の真空度を測定するにはPuncture vacuum gauge can testerが実地に広く利用されている。これによる測定には検品の破壊を伴うので、破壊を伴わない測定法または推定法が種々試みられている。打検法の如きは最も古くから一般に広く実地に利用されている非破壊検査法である。しかしこの方法は打検の際の音と打検棒の振動とによって真空度の高下を判定又は推定する方法なので、打検者の感覚の鋭さや、熟練によってその判定結果が大きく支配されるものである。

筆者等の方法は缶の蓋に投射された光が反射されて見える光像の大さが、真空度によって変化するものである事に着目して、その大さを測定し、又は反射光の強さを測定して真空度を推察しようとする方法である。この方法の特長とする所は、
1.検品を試験のために破壊する必要がない。
2.写真によって記録する事が出来る。
3.同一の検品について缶詰の貯蔵凝帽中に於ける真空度の変化
を追求し、巻締部の気密性や”シーリングコムパウンド〝の性能試験を実施したり、或は真空度の変化による缶材腐食の進行を即的したりするのに利用できる。

キーワード:缶詰、真空度、打鍵法、Puncture vacuum gauge can tester、

東洋食品工業短大・東洋食品研究所 研究報告書,108-109(1954)

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