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東洋食品研究所 > 研究報告書 > 第8号(1968)

炭水化物に関する研究
農産物炭水化物の分別定量について

(著者:橋本一哉・磯部信昭・高橋善次郎)

植物性炭水化物の分布を定量するために基礎事項について水野によって提案された微量分別法およびKhym Zillらのイオン交換樹脂による糖の分別法を検討し、炭水化物の分別定量を実施し、主として缶詰用蔬菜類に応用した。

1.質的に未知の糖類及び多糖類に対し、便宜上次式より算出した。
  糖 類(μg) =96.55 x………(1)
  多糖類(μg)=124.01x………(2)   但し、 x = x1-x0
  x1:濾紙に包んだ試料抽出反応液の吸光値
  x0:濾紙抽出反応液の吸光値

2.イチゴ、ピメント、アスパラガス、カリフラワーの遊離糖は、いずれもグルコース、フラクトース、庶糖のみで多糖類としてはセルローズが多い。 マッシュルームでは遊離糖として、トレハローズのみで他にマンニットが18%存在し、多糖類としてはへミセルローズやグリコーゲンが主な炭水化物組成であった。 水野の方法を基礎としたこの炭水化物系統的分別法は陸生植物体の糖類から多糖類にわたる各種炭水化物の分布を比較的容易に定量でき、しかも応用範囲が広く、すぐれた方法であると考えられた。

キーワード:炭水化物、農産物、微量分別法、糖類、単糖類、多糖類、分析、

東洋食品工業短大・東洋食品研究所 研究報告書,395-403(1967)

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農産物炭水化物の分別定量について」の全文PDF

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