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東洋食品研究所 > 研究報告書 > 第9号(1970)

筍類の生化学的研究-Ⅹ
ヒラタケの栄養要求性について-1

(著者:橋本一哉)

P.ostreatusの栄養要求について基礎的な実験を行い、次の結果を得た。

炭素源として5炭糖以外の糖類およびセルローズ、澱粉等の炭水化物をよく利用した。窒素源としては有機態窒素が最も適し、アンモニウム塩、硝酸塩は不適であった。菌糸生育に対する炭素源の最適濃度はグルコースでは4%であるが、分子量に比例して高くなる傾向を示した。

アミノ酸を窒素源として用いた時、アスパラギンが最も適した。 サイアミンは必須生育因子であり100μg/L附近が適当であったが、他のビタミンの効果は認められなかった。

生育に対する最適初発pHは6.0~6.5であった。

子実体形成に適した炭素源は、庶糖、果糖、セルローズであった。子実体形成は菌体の充分な生育により養分を蓄積し更に培地の物理的化学的環境が適した後に始まるものと推論された。

キーワード:筍類、ヒラタケ、P.ostreatus、生育、栄養、

東洋食品工業短大・東洋食品研究所 研究報告書,334-339(1969)

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ヒラタケの栄養要求性について-1」の全文PDF

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