新しいタイプのフラットサワー
ホットベンダーによるフラットサワー様変敗事故の検討の為,17種類のコーヒー缶詰(各12ケース)を55℃1カ月恒温保存し微生物学的に検討した.その結果,フラットサワー様変敗が6種類の試料に見られ,変敗率は0.28~3.61%であった.DTA培地では原因菌は分離出来ず,変性TGC培地で胞子形成の偏性嫌気性菌が分離された.ある分離菌株の胞子の耐熱性は120℃での至死時間が約25分(胞子濃度4.9×10mℓ)であり,現行のコーヒー缶詰の殺菌に耐える可能性は考えられる.ISA培地の黒変からDeSul・fotomaculum nigrificansと思われたが,sulfateの還元能がみられないため分離学的位置は決定出来ない.
キーワード:
東洋食品工業短大・東洋食品研究所 研究報告書,13,88-89(1978)
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