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東洋食品研究所 > 研究報告書 > 第21号(1994-1995)

TalaromycesおよびNeosartorya子嚢胞子の耐熱性に与えるpHおよび培養期間の影響

(著者:遠田 昌人,松井 智江,池上 義昭,中川 薫)

Byssochlamys と同様に酸性食品・飲料の缶詰および瓶詰の変敗原因となる耐熱性カビTalaromyces 1株,Neosartorya 2株の子嚢胞子の耐熱性を測定した.全ての菌株においてByssochlamysと同じく長い遅滞時間をもつ生残曲線が得られた.

Talaromycesは加熱時のpHの影響を全く受けなかったが,Neosartoryaは2株とも低いpHでの耐熱性の減少が観察された.

Neosartorya sp. NE-1では子嚢胞子調製時の培養期間の延長により,対数的な生残曲線から明瞭な遅滞をもつように変化した.このとき耐熱性は増加したが,遅滞の発生と増加が主な要因であり,単純なD 値の増加によるものではなかった.

キーワード:Talaromyces,Neosartorya,耐熱性カビ,子嚢胞子,耐熱性,培養期間,pH.

東洋食品工業短期大学・東洋食品研究所研究報告書,21,123-128,(1996)

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