抗菌活性を有する混合茶原料の検索
既報(中尾ら,1998)にて混合茶飲料缶詰Gの内容物が,高温保存の混合茶飲料缶詰から分離したBacillus stearothermophilus BLTに対し,抗菌作用を示すことを報告した.本報において,抗菌作用の由来を調査するため,分離菌BLTに対し,抗菌活性を有する混合茶飲料缶詰Gの原料を検索した.そのため,11種の混合茶原料抽出液に分離菌BLTを接種,培養し,経時的に菌数を測定した.
その結果,3種の混合茶原料抽出液は分離菌BLTの菌数が増加する傾向の増殖曲線を示すI型,8種は減少する傾向の増殖曲線を示すIII型に層別された.従って,混合茶飲料缶詰Gに存在すると推定される抗菌活性物質が,III型の8種の原料に由来する可能性が示唆された.さらに,よもぎ,緑茶,およびウーロン茶における分離菌の菌数減少は,混合茶飲料缶詰Gにおけるそれより速いことが判明した.
また,よもぎ抽出液にpolyvinylpolypyrrolidoneに吸着される抗菌活性物質が存在することを推定した.
キーワード:混合茶,飲料缶詰,高温性細菌,Bacillus stearothermophilus,抗菌作用,よもぎ,緑茶,ウーロン茶.
東洋食品工業短期大学・東洋食品研究所研究報告書,22,141-145,(1998)
「抗菌活性を有する混合茶原料の検索」の全文PDF
| 詳細は、全文を掲載したPDFファイルをご参照ください。 右のアイコンをクリックすると別ウィンドウでPDFが開きます。 |
- 第28号(2009-2010)
- 第27号(2006-2008)
- 第26号(2004-2005)
- 第25号(2002-2003)
- 第24号(2000-2001)
- 第23号(1998-1999)
- 第22号(1996-1997)
- 第21号(1994-1995)
- 第20号(1992-1993)
- 第19号(1992)
- 第18号(1990)
- 第17号(1987)
- 第16号(1985)
- 第15号(1983)
- 第14号(1981)
- 第13号(1978)
- 第12号(1976)
- 第11号(1974)
- 第10号(1972)
- 第9号(1970)
- 第8号(1968)
- 第7号(1966)
- 第6号(1964)
- 第5号(1960)
- 第4号(1956)
- 第3号(1954)
- 第2号(1952)
- 第1号(1950)
