第2回 研究成果発表会について(募集は締め切りました)

ご好評につき、申込期限を延長いたします。

第2回 公益財団法人東洋食品研究所 研究成果発表会

(公財)東洋食品研究所は公益財団法人として、独自の研究に加え、先駆的、独創的な研究を行う若手研究者を助成しています。昨年に引き続いて、本年も研究助成採択者の研究成果および当研究所の研究成果を皆様に聞いていただく機会として「研究成果発表会」を開催することと致しました。
しかしながら、いまだ新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の収束には至っていないことから、集会ではなく、ウェブセミナー(Webinar)としてリアルタイム配信により実施いたします。
直接にお会いできないことは残念ではありますが、遠隔地の方も近郊の方も、感染の危険に晒されることなく、より簡単にご参加いただけますので、多数の方のご応募を心よりお待ち申し上げております。

ご参加いただくためには、事前のお申し込みが必要です。
参加申込フォームからお申し込みください。お申し込み後に日を改めて (10月初旬)、Webinarの視聴に必要な情報と連絡事項をメールでお伝えします。

開催日
 2020年10月9日(金)10:00-16:00

方 式
 Zoom Webinarによる配信。

申込期限
 2020年8月31日(月)まで 9月15日(火)まで延長

参加料
 研究成果発表会の視聴は無料です。ただし、Zoom利用に必要な機材・通信費等はご負担ください。

研究発表内容

1. (公財)東洋食品研究所所有の研究設備所外者利用のご案内

2. レトルト処理に伴う鰹だし中のうま味成分変化
レトルト処理に伴う和風だしの風味変化要因を成分分析および風味評価により調査している。その結果、鰹だし中の主たるうま味成分であるイノシン酸が処理によって分解されることが、変化の一因であることが確認された。

3. 根菜の加熱軟化性とペクチンの関係
介護食品等への応用を目的に、加熱等による根菜の硬さ制御技術を検討している。ゴボウとニンジンの加熱軟化に関与する成分を調べた結果、側鎖のアラビナンを介したペクチンの関与が示唆された。

4. 新規粉質突然変異米による米粉パン好適性品種への挑戦
グルテンを含まない米粉において、米の品質や粉体特性が米粉パンの膨らみに大きく影響する。製粉に適すると考えられる粉質性を示す突然変異米について、米粉の品質や米粉パンの加工適性、原因遺伝子の解明を行い、新たな米粉パン用品種育成の基盤を築いた。

5. 消費者嗜好を考慮した富有柿ドライフルーツの製造手法検討とその食感形成メカニズム解明
農産物組織中のペクチンは細胞同士を結着する役割を持ち食感形成にも影響を及ぼすと考えられている。乾燥した富有柿からペクチンを抽出し、化学組成を分析するとともに原子間力顕微鏡によるナノ構造の解析を行った。

6. タケノコのえぐみ成分の同定
京都市近郊で栽培される孟宗竹タケノコはえぐみが少ないと言われるが、時おりえぐみの強いタケノコが発生し商品価値を損ねる事例がある。高品質なタケノコの生産に寄与するため、えぐみ成分の同定を目的とし、分離手法およびえぐみ成分の性質を検討した。

7. グルコースオキシダーゼを用いた低pH誘導かまぼこ加工技術に関する研究
グルコースオキシダーゼとすり身中の糖を反応させることでpHを低下させ、加熱をせずに水産練り製品を製造するための新規加工技術を開発した。

8. DNA化金ナノ粒子による16S rRNA検出に基づく「その場」食品細菌検査法の開発
本研究では、室温において酵素および装置を用いず標的RNAに応答して蛍光シグナルを増幅できるシステムを金ナノ粒子界面において構築した。このシステムは標的細菌由来16SrRNAを「その場」で検出可能であることから、新たな食品細菌検査法のプラットフォームとして有用であると考えられる。

9. 新規食事脂質受容体の機能解析:抗肥満メカニズムの解明
近年の細胞膜上受容体の発見により食事が単なるエネルギー源としてだけでなく、受容体を介したシグナル分子として機能し、生体恒常性維持に関与することが明らかにされ始めている。本研究では、食事脂質を構成する脂肪酸及び腸内細菌代謝物の新規受容体の探索を目的として、研究成果を紹介する。

10. 褐藻類含有のアルギン酸の摂取は運動後の骨格筋グリコーゲン回復を促進させるか?
褐藻類に含まれる水溶性食物繊維の一種のアルギン酸は糖質の吸収を改善する可能性が示唆されていたため、本研究では、運動後に糖質を摂取して骨格筋グリコーゲン合成を亢進させる際にアルギン酸の摂取が有効か、検証を行った。

11. 抗酸化物質の摂食が癌形成時の腸管免疫に与える機能
抗酸化物質の摂取によるがんへの有効性や抗がん剤との相乗効果においての是非は未だ議論が分かれている。がんによる腸管の免疫状態の変化を明らかにすることでがん治療時の抗酸化物質摂取の有効性を探るための基礎を築いた。

お問い合わせ
 公益財団法人 東洋食品研究所 事業推進部
 TEL.072-740-3500 (9:00~17:00 土・日・祝 休業)

注意事項
 本会は、Zoomを利用して配信します。ご視聴いただく方法は、お申し込み後に日を改めて(10月初旬)、メールにてご案内致します。講演の後、アンケートを実施いたしますので、ご感想・ご意見・ご質問等をお寄せください。次回以降に活かしてまいりたいと思います。
 なお、本Webinarの録画・録音、動画URLの無断共有、チャットの不適切な使用、参加者の情報公開等は固く禁止させていただきます。ご協力のほどを、お願いいたします。