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ポリケチド合成酵素系遺伝子

読み:ポリケチドごうせいこうそけいいでんし

ポリケチドとはポリケチド合成系酵素(Polyketide synthase; PKS)によって産生される化合物群です。最終的に生成される産物はエリスロマイシンやアンホテリシンBなどの抗生物質や、ブドウ果皮に含まれる抗酸化物質であるレスベラトロールなどが代表的です。

PKSで特徴的なのは、複雑な反応を触媒する複数の酵素が別々に存在するのではなく、各酵素モジュールがひとつに連結した構造になっているため、大きなタンパク質となっています。必然的に、PKSをコードする遺伝子も巨大なサイズとなり、Bacillus subtilisのPKS遺伝子の塩基配列は、ゲノム配列全体の約5%を占めています。しかしながら、B. subtilisのPKSがどのような化合物を産生するのか、またどのような役割があるのかは現在のところまだよく分かっていません。

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