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脂肪燃焼

読み:しぼうねんしょう

脂肪を酸化・分解して、熱を作り出す反応(熱産生)のことを言います。

脂肪は、細胞(膜)の原料、エネルギー源、体温維持のための熱源など、重要な役割を持っています。脂肪をエネルギー源として利用する場合、 代謝(酸化・分解)の過程でATP(アデノシン-3-リン酸)という、生体内で実際にエネルギーとして活用される物質が生産されます。熱産生の場合には脱共役タンパク質(Uncoupling Protein;UCP)によってATPが作られる代わりに熱が放出されます。この脂肪から熱を産生する反応を「脂肪燃焼」と呼びます。

脂肪は生命維持に必要な一方で、過剰に摂取されると体に貯まって肥満をまねくだけでなく、高血圧・高脂血症・Ⅱ型糖尿病などを引き起こす要因にもなります。そこで、 肥満の予防・解消に脂肪燃焼を利用する事が考えられ、UCPなどを積極的に作らせる方法や物質が探索されています。

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