5.缶詰用原料松茸の虫害品鑑別に関するX線的研究

輸出向松茸缶詰のトラブルの大部分はその組織中に小さな蛆が存在することに因るもので、そのために一昨年(1649)頃から殆んど丸詰のままの製品を輸出することが出来なくなった状態である。

それは虫喰茸であるか否かを外観で見別けることが実際上不可能だからで、微細な虫喰いは茸を切断して見なけれぼ判らないからである。ところが松茸を切断した形態にすることは、商品価値が半減する。そこで筆者等は茸を切断せずに外観から鑑別する方法の一つの試みとしてⅩ線を用いてみた。

著者
澤山 善二郎、小川 和英
出典
東洋食品工業短大・東洋食品研究所 研究報告書,2,61-66(1952)

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