2.人工肥培地によるマッシュルーム(Agaricus campestris)栽培
(第二報)収穫量に及ぼす各種成分ならびに種菌の影響

人工肥培地によるマッシュルームの栽培について研究を行って いる。本報では、収穫量に及ぼす各種成分ならびに種菌の影響について報告する。

1)米国の栽培状況と合成堆肥栽培の近代方式を紹介した。 この栽培法の収量は1平方フィート当たり2ポンドである

2)著者の前報告の方式発展し新たに有利な方式を決定した。

3)基材の新鮮度の重要性を認め、屯藁1tに7.73kgの窒素、30kgの過燐酸石灰を配合した合成堆肥が最高収量を示した。最高収穫量は栽培床240平方フィートの平均値1平方フィート2.5ポンドに達し、720平方フィートの平均収穫量は1平方フィート択2.3ポンドであった。

4)加里肥料の添加は増収効果を認めなかった。

5)外国製種菌を比較培養し、在来種と品質、発生量の差異を比較し系統選択の重要性を認めた。

著者
高橋 善次録
出典
東洋食品工業短大・東洋食品研究所 研究報告書,2,29-39(1952)

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