食品研究助成金制度のご案内(2023年度); 募集は締め切りました

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食品研究助成の目的

当法人は、学術、科学技術の発展に寄与することを目的として、食品に関する基礎的調査研究ならびに応用研究を行っております。また、研究助成事業として、食品の製造や加工技術、安全性等、食品に関する様々な研究を行う大学やその他研究機関の研究者を助成し、食に係わる研究を通じて広く社会貢献を行いたいと考えています。

研究助成プログラム

1.一般研究助成

食品素材やその製造又は加工、保存技術、ならびに食品と健康、安全性等に関する先駆的・独創的食品研究に従事する若手研究者を対象とする助成

研究課題

  1. 食品資源に関する研究: 農産原料栽培、育種、水産・畜産資源に関する研究等
  2. 食品科学に関する研究: 機能・栄養、食品物性、食品のおいしさ(食感・味)に関する研究等
  3. 食品加工に関する研究: 製造・加工、調理、殺菌、容器包装・保存、流通に関する研究等

年齢制限

応募時に45歳以下であること

助成期間

1年(2024年4月1日~2025年3月31日)

助成金額

1件当たり1,000,000円(支払いは2024年4月を予定)

※ 研究を中止する場合など、未使用金が発生した場合には助成金の一部を返還してもらうことがあります。

2.法人設定テーマ研究助成

当法人が重点課題と考える以下のテーマにおいて、先駆的・独創的研究に従事する研究者を対象とする助成

研究課題

  1. 高齢化社会に向けた食品関連研究:身体機能維持、介護食・その製造方法等
  2. 食品需給課題に関する食品資源研究:未利用資源の有効活用、代替肉など新たなタンパク質供給源開発等
  3. 食品廃棄物削減に関する研究:消費期限延長・常温流通化など食品ロス削減、非可食部の有効利用等
  4. 食品評価技術向上に関する研究:培養細胞利用評価技術、風味評価技術、物性・テクスチャー評価技術等

年齢制限

なし

助成期間

最長3年とします。研究期間は1年・2年・3年からお選びください。申請書類「研究概要」にご希望の研究期間のスケジュールを記載してください。1年毎に「研究経過報告書」と「会計報告書」を提出していただきます。

助成金額

最大2,000,000円(年額)とします。申請時に希望金額(10万円単位)を明示してください。

(支払い例;助成期間3年・年額2,000,000円の場合・・・2024年4月、2025年4月、2026年4月に2,000,000円支払い)

※ 研究を中止する場合など、未使用金が発生した場合には助成金の一部を返還してもらうことがあります。

応募方法(一般研究助成、法人設定テーマ研究助成 共通)

応募者資格等

  1. 大学・研究機関に所属しており、研究助成申請に当たり所属機関の推薦が得られること。
  2. 申請研究について、国その他の機関からの助成を受けている場合には、申請時に申告してください。
  • 応募に当たっては、その研究課題がどの研究分野に属するのかを選択の上、ご応募ください
    (複数選択不可)。
  • 一般研究助成、法人設定テーマ研究助成の両方に重複して応募することはできません。
  • 本年度の採択は全体で15~20件程度を予定しています。

募集期間

2023年5月1日~7月31日

応募に関する詳細

研究助成公募専用WEBサイトでの受付となります。
下部ボタンからアクセスし、ユーザー登録をしてから、システム内で所定の手続きをお取りください。
申請の流れについてはこちらをご覧ください。

  • 問い合わせ先: 〒666-0026 兵庫県川西市南花屋敷4丁目23番2号
    公益財団法人 東洋食品研究所 事業推進部 研究助成・文化財事業課 (072-740-3500メールフォーム)
  • 上記専用WEBサイトには、メールを仲介するチャットシステムがございます。登録後は、そちらもご活用ください。ボットではありませんので、回答は営業日のみとなります。悪しからずご了承ください。
  • 締め切り間際等には、回線が込み合うなど、スムーズな申請が行えない可能性がございます。そのような時間帯は避けてお申し込みください。

grants_shokuken.or.jp

選考

当法人の選考委員会において公正に審査し、2023年11月下旬までに採否を連絡します。

贈呈式

採択された研究課題に対する助成金の贈呈式を2024年2月中に行います。

報告

  • 助成金の受領者は、研究終了後60日以内に当法人所定の報告書を提出してください。
  • 本研究の成果を当法人発行の『研究報告書』及び本WEBサイト内 研究報告書欄 にて公表することをご了承ください (2027年3月末発行及び同7月公開予定)。
  • 2025年10月頃に開催予定の研究成果発表会で発表していただきます。