[研究グループ]

分析評価

人は食品に対して栄養だけでなく、おいしさや健康増進への効果を期待しており、更に食の安全・安心を求めています。

食品は様々な化学成分の混合物であり、また多種多様な微生物が生育できる環境にあります。風味向上や保存を目的に各種の加工食品が流通していますが、温度、光、酸素といった外的要因によって、変色、風味の悪化、有効成分の減少等の品質劣化をもたらし、また不衛生な原料管理、容器密封不良、殺菌不足等から有害微生物による変敗・変色の安全上の問題も発生します。

当研究グループでは、食品研究を行う上での基盤となる技術の確立や開発を目標としています。微生物学、食品化学や各種分析技術を使い、微生物の制御・変敗防止や検査法に取り組むとともに、風味や機能性向上に関する研究を展開しています。その成果を広く公開し、食品業界ならびに社会の発展に貢献したいと考えています。

関連する研究内容:食品分析食品安全性微生物利用

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