5.ポーラログラフによる缶詰の研究-Ⅹ
果実類缶詰中のスズの含有量

果実類缶詰中のスズの含量を一年間に亘り、ポーラログラフ法により測定した結果、既報オレンジジュー ス缶詰中のスズの含量と同様に、経時的に増加し、1カ年後のそれぞれのスズの含量は、
  みかん缶詰 142ppm
  フルーツサラダ缶詰 114ppm
  フルツ蜜豆缶詰 129ppm
  パイナップルジュース缶詰 92ppm
であった。

著者
小田 久三、岡田 朋子
出典
東洋食品工業短大・東洋食品研究所 研究報告書,33-36(1965)