私ども公益財団法人東洋食品研究所は「科学で導く、食の未来へ。」をキーワードに、食品の機能、加工技術、環境/社会調和型関連技術等の研究に取り組んでいます。
本オープンセミナーは川西市、宝塚市を中心とした地域コミュニケーションの一環として、市民の方々が健全な食生活を送り、健康増進が図れるよう、当研究所員や外部機関の専門講師による「食」の情報、知識を提供する目的で、2009 年から開催しております。2021 年度からはオンライン配信も開始し、全国の方からお申込みいただいております。
この度、第30回オープンセミナーを開催しますのでご案内いたします。
講演内容(講演内容等については変更となる場合があります)
1) "超硫黄分子"の驚きの力:健康と活力を支える新しい科学 (講演・質疑応答60分)
大阪公立大学大学院 理学研究科 准教授
笠松 真吾 先生
硫黄は温泉や食事を通じて健康に良いと古くから親しまれてきましたが、近年、その本質として注目される"超硫黄分子"が明らかになってきました。本講演では、"超硫黄分子"が健康維持や活力の向上にどのように役立つかを、伝統的知識と科学的視点を交えてお話しします。
2) 脳と身体を癒す"イミダゾールジペプチド" (講演・質疑応答60分)
大阪公立大学大学院 理学研究科 教授
居原 秀 先生
食肉、魚肉に多く含まれるイミダゾールジペプチドは、強い抗酸化作用で疲労回復や認知症防止に役立つと考えられています。本講演では、イミダゾールジペプチドの概要と、最近我々が発見した 2-オキソイミダゾールジペプチドについてお話しします。
3) 各種水産缶詰中の"2-オキソイミダゾールジペプチド"の含有量 (講演・質疑応答10分)
公益財団法人東洋食品研究所 分析評価グループ
隅谷 栄伸
2-オキソイミダゾールジペプチドは生鮮肉に含まれていますが、加工食品中のこれらの含有量に関する知見がありません。そこで、当所におきまして、各種水産缶詰中の含有量を調査したところ、缶詰中にも存在し、魚種によって含有量が大きく異なることが分かりましたのでご紹介します。
セミナー開催概要
主催 | 公益財団法人 東洋食品研究所 後援:川西市、宝塚市 |
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日時 | 2025年7月21日(月・祝) 13:30 ~ 16:00 |
会場 |
公益財団法人 東洋食品研究所 ( ⇒ 案内地図 (pdf) はこちら) |
定員 | 対面 50人、オンライン配信 100人 |
対象 | どなたでも |
参加費 | 無料 |
申込方法 |
対面およびオンライン配信とも下記の申込フォームからお申込みください。6月30日(月)締め切り。対面の場合はハガキでのお申込みも可。ハガキに住所、氏名、電話番号をお書きの上(1人1枚)、6月30日(月)までに(消印有効)当研究所セミナー係へ郵送してください。 【宛先】 〒666-0026 兵庫県川西市南花屋敷4-23-2 公益財団法人 東洋食品研究所 セミナー係 ※対面およびオンライン配信ともに定員超過の場合は抽選となります。 抽選結果は対面参加者には郵便で、オンライン参加者にはメールで7月10日(木)までに 当法人より連絡いたします。 |
お問合せ | 電話:072-740-3300(代) 午前9時〜午前11時半および午後12時半〜午後4時 (土日、祝日は除く) |
下記のボタンをクリックまたはタップして、申し込み画面にお進みください。
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