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イチジク果実の機能性および栽培技術に関する研究

イチジク果実の特徴のある品種の普及や、新たな機能の提案による地域への貢献を目的としている。機能性成分の生体での効果及び加工における安定性について調査した。イチジク果実に含まれるピペコリン酸(PIP)とトリゴネリン(TRG)を、健常ラットに経口投与で単回または一週間投与した後の糖負荷試験では、血糖値上昇が抑制傾向を示し、生体の糖代謝に影響する可能性を見出した。また、PIPとTRGは水溶液では冷凍、冷蔵、常温(30℃)で少なくとも一週間、100℃加熱でも40分まで安定だった。他の機能性成分では、抗酸化性を示すアントシアニンが加工品では変性しており、加工法の改善が必要なことが分かった。
外観、味、成分等で特徴のある品種の収量や果重の増加を目的として農場にて追肥の効果を調べた結果、6品種中3品種で、収量や果重の向上が確認された。来期も継続調査する。

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