日本農芸化学会2019年度大会(東京農業大学 世田谷キャンパス)で発表します。

cis-バクセン酸摂取により影響を受ける臓器の探索

○甲木孝弘、井土良一

cis-バクセン酸は柿果実の脂肪酸中に高比率で含まれるが、その摂取効果は不明である。マウスへのcis-バクセン酸投与により脂肪酸組成に影響があった臓器について報告する。

発表日:3月24日(日)

イチジク茶に含まれるフロクマリンの低減・除去方法の検討

○橋本ゆかり、阿部竜也、西村耕作

フロクマリンの摂取によって、光毒性作用や医薬品との相互作用を引き起こす場合がある。今回、イチジクの葉を加工した茶に含まれるフロクマリンの低減・除去方法について検討した。

発表日:3月26日(火)

ゴボウの加熱による軟化し難さとペクチンの関係

○井上竜一

ゴボウにおける側鎖のアラビナン、ガラクタンを含むペクチンと高温長時間加熱後の硬さの関係から、軟化し難さについて一定の知見を得たため報告する。

発表日:3月27日(水)

富有柿幼果の振とう発酵および発酵にともなう機能性の変化

○折居 千賀

富有柿幼果の新たな発酵形態として振とう発酵について検討した。富有柿幼果は同発酵法により、β-リパーゼ阻害活性を始めとした機能性が増強した。振とう発酵物は固体発酵と比較して、酸味および渋味刺激が増強し、旨味が減少する傾向が見られた。

発表日:3月27日(水)

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