18.Bacillus coagulansの胞子に関する研究 -Ⅰ胞子数測定における培養条件

Bacillus coagulans は酸性食品缶詰,低酸性食品缶詰の殺菌における対象細菌の一つである.この胞子の胞子数及び加熱損傷胞子の測定に関して,後培養の培地の種類,培養温度,培養時間,希釈倍率及びMPN法と平板希釈法の比較などについて検討した.

胞子数測定ではPPAA培地で55℃4日培養が最適であるが,加熱損傷胞子の生残胞子数測定ではSMA培地で,35℃7日培養が最適であった.

測定方法は平板希釈法で一平板中に50個から100個のコロニーを形成させるように希釈して測定するのが望ましい.

著者
池上 義昭、橋本 京子、大田 智子
出典
東洋食品工業短大・東洋食品研究所 研究報告書,15,128-132(1983)

刊行一覧