[所有機器]分析関連機器

味覚認識装置

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原理

脂質二重膜モデルによる味センサーにより検知された味覚信号を、データ解析により8次元の味覚信号として捉え、基準品との相対評価を行う。

特徴

官能試験では困難な、苦味・渋味の計測に特に威力を発揮する。味覚の差が2次元マップ上の座標の差として表されるため、理解しやすいデータが得られる。 弊所の装置は、窒素置換が可能な箱内に収容されており、短時間で酸素の影響を受けるものに対しても測定が可能となっている。

用途

食品・飲料の味覚の計測。

適用例

茶飲料の保存中の経時変化による風味の変化の計測や、乳化剤由来の異味の強さの検出など。